歯科コラム

2020.01.05

「歯科矯正に使われているマウスピースって材質は何でできているの?」
「マウスピースの材質の特徴について知りたい。」
このようにお考えの方はいらっしゃいますか?
マウスピース型カスタムメイドマウス矯正歯科装置(インビザライン)では、歯の矯正に、従来の方法のようなワイヤーではなく、マウスピースを用います。
このマウスピースについて、材質が何でできていてどんな特徴があるか気になっているという方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、マウスピース型カスタムメイドマウス矯正歯科装置(インビザライン)に用いられるマウスピースの材質とその特徴について解説します。

マウスピースの材質とその特徴

材質

今までは、マウスピースでの歯科矯正は不可能と言われていました。
というのも、歯を前後に動かすにはマウスピースでは適さなかったという理由があったからです。
しかし、マウスピース型カスタムメイドマウス矯正歯科装置(インビザライン)では、マウスピースに適した素材と言われるポリウレタンを採用しています。
材質の改善によってマウスピース型の歯科矯正が可能になったというわけです。

ポリウレタンの特徴

先ほど、ポリウレタンを素材にしたことによってマウスピース型の歯科矯正が可能になったと説明しました。
ではなぜポリウレタンがマウスピースに適した素材と言われるのでしょうか。
ポリウレタンの特徴について2つご紹介します。
ポリウレタンの特徴の一つ目は、透明であるということです。
透明であることによって、日常的に装着していても見た目に違和感がないというメリットがあります。
もう一つは、マウスピースに適した粘性と弾性を合わせ持つという点です。
粘性と弾性を持っていることにより、従来課題であった歯を前後に動かすことを可能にしました。
また、ポリウレタンの持つ粘性と弾性は歯との適合が良いと言われているので、装着による不快感を軽減するというメリットがあります。

まとめ

今回の記事では、マウスピース型カスタムメイドマウス矯正歯科装置(インビザライン)に使われるマウスピースの材質とその特徴についてご紹介しました。
今回の記事以外にもマウスピース型の歯科矯正について別記事で解説していますので、そちらも参考にしてみてください。
神戸にお住いの方で、歯科矯正に関してご不明な点や質問などありましたら、お気軽にご相談ください。

※マウスピース型カスタムメイドマウス矯正歯科装置(インビザライン)は、薬機法対象外の矯正歯科装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。