「食いしばりがあってもインビザライン矯正はできるのかな」
このようなお悩みをお持ちの方はいらっしゃいませんか。
今回は食いしばりについてと、食いしばり癖を持っていてもインビザラインで矯正可能かについて紹介します。
ぜひ参考にしてください。
食いしばりについて
インビザライン矯正では、専用のマウスピースを1日につき、少なくとも20時間以上装着していることが大切です。
寝ている間にもつける必要がありますが、食いしばりがある方はマウスピースに強い力が加わり、壊れてしまう可能性があります。
マウスピースをよく観察してみれば分かりますが、最近使用し始めたのに噛み跡が多いという人は食いしばり癖があるかもしれません。
そもそも食いしばりとはどのような状態のことを言うのでしょうか。
間違えられやすいものに歯ぎしりがありますが、食いしばりは歯を強く噛み締めた状態です。
歯ぎしりはギリギリと音が発生しやすいため気付きやすいですが、食いしばりの場合は音も出ないため自分ではなかなか気付きません。
歯科において食いしばりのことをクレンチングと呼び、歯ぎしりをグラインディングと呼びます。
そしてこれらをまとめてブラキシズムと言います。
加えてその他にも歯をカチカチ合わせるタッピングというものあります。
食いしばり癖を持っていてもインビザラインで矯正可能か
では、先ほど紹介した食いしばり癖を持っている人がインビザライン矯正をすることは可能なのでしょうか。
インビザラインとは、目立ちにくい矯正で、透明なマウスピースにより取り外しができる装置のことです。
毎日長時間装着し、新たなものに交換することで歯を徐々に動かしていきます。
矯正治療用のマウスピースは、口への違和感を緩和するために薄く作られていることが特徴的です。
食べている時に歯を食いしばる際にかかる負荷は60キロほどで、寝ている時に無意識に起こる食いしばりは体重の約2倍の負荷がかかると言われています。
これでは、インビザラインの矯正器具が壊れてしまいます。
食いしばりの癖が強い方は、癖を治してからインビザラインをおこなうことがおすすめです。
癖は無意識にしていることが多いため、例え食いしばり癖を持っているという自覚がなくてももしかしたら、たまに食いしばりが起こっているかもしれません。
そのため、普段から予防の意識を持ち、対策をすることが大切です。
まとめ
食いしばりについてと食いしばり癖を持っていてもインビザラインで矯正可能かについて解説しました。
食いしばりは様々な悪影響があることを知っていただけたでしょうか。
インビザライン矯正について興味のある方はぜひ一度当社にご相談ください。