歯科コラム

2021.12.02

「インビザラインをつけたまま間食はできないの」
このようにお思いの方はいらっしゃいませんか。
今回はインビザラインをつけたまま間食はできないのか、食後のインビザラインのケアについて紹介します。
ぜひ参考にしてください。

インビザラインをつけたまま間食はできないのか

インビザラインをつけたまま間食はできないのでしょうか。
結論から言えば、マウスピースを装着した状態で何かを食べたり、色の濃いものや砂糖の入った飲料水を飲んだりはできません。

もし飲食をしたい場合は、マウスピースを外す必要がある訳ですが、正直面倒だと感じる方も多いでしょう。
また、外して間食した後は、マウスピースをもう一度つける前に口内環境を綺麗にしておく必要がありますよね。
これは、食べかすが残った状態ではめると着色や虫歯の原因となるためです。
さらに、インビザラインでは1日に20時間以上の装着が推薦されています。
つまり歯磨きや食事以外はほとんどの時間をつけた状態で過ごすこととなります。

休憩中の間食やコーヒーは時間を決めてするものではないため、不便さを感じることもあるかもしれません。
このように歯科矯正では制限がありますが、綺麗な歯になるためにも頑張りましょう。

食後のインビザラインのケアについて

続いて食後のインビザラインのケアについてご説明します。
基本的に口の中は唾液が大きな役割を果たします。
唾液は口腔内の細菌を殺菌する効果や、再石炭化を促す効果があります。
そのため、もしどうしても歯磨きができない環境でも汚れや残りかすが流れていきます。
しかし、マウスピースをはめた状態だと唾液作用も低くなりますし、歯自体覆われています。
そのため、虫歯や歯周病が起こりやすくなるといえます。
これらの症状を防ぐためにも、しっかりと歯磨きを行うことが大切です。
もし磨き残しがあれば、細菌が繁殖する原因となってしまいます。
特に毎日の歯磨きにおいても歯ブラシだけでなく、歯間ブラシやフロスを使用しましょう。
キレイな状態で磨いたのを確認してから、マウスピースをはめてください。
そうすれば、口腔内もマウスピースも清潔に保てるでしょう。

まとめ

インビザラインをつけたまま間食はできないのか、食後のインビザラインのケアについて解説しました。
インビザラインでは精密なシミュレーションをしながらご自身に合った矯正器具を作っていきます。
インビザラインに関してのご質問やご相談がありましたら当社までお気軽にお問い合わせください。