「インビザライン矯正をつけると滑舌が悪くなるって本当かな」
このようにお思いの方はいらっしゃいませんか。
ワイヤーを使用した矯正を行っている方とお話している中で滑舌が少しおかしいなと感じた方も多いでしょう。
今回はインビザライン矯正をつけると滑舌が悪くなるのか、滑舌の悪さへの対処法を紹介します。
インビザライン矯正をつけると滑舌が悪くなるのか
インビザライン装着時の発音に対して不安を抱えている方も多いでしょう。
結論から言えば、インビザライン装着時には発音がしにくいことがあります。
そもそも、インビザライン自体の厚さが0.5ミリあるため、上下に装着したとすれば通常より1ミリほどかみ合わせが高くなります。
そのため、個人差はあるものの、舌がうまく回らない感覚があり、話し方においても舌足らずに感じてしまいます。
特に、「さ行」や「た行」は喋る際に舌がマウスピースに当たるため発音のしづらさがあります。
ただし、自分が発音しにくいと感じていても、相手はそこまで気にしていないケースも多いため、そこまで気にしすぎる必要はないでしょう。
滑舌の悪さへの対処法とは
滑舌の悪さを感じた場合の対処法としては、装置を外すか、慣れるまで我慢するかなど色々ありますが、一週間ほどで慣れる方が多いようです。
しかし、外す期間が長いと治療がスムーズに進まず、インビザラインの目立たない矯正という点が活かしきれないでしょう。
かといって、職業柄人と話す機会が多い人はインビザラインを外したいという方も多いでしょう。
そういう方でより早く自然に喋れるようになりたいという方は、トレーニングが効果的かもしれません。
トレーニングといっても簡単な方法です。
インビザラインを装着した状態で、なるべく多く喋るように心掛けてください。
もし時間があれば以下のような3つのトレーニングも行うと良いでしょう。
1つ目は、さ行やた行、な行、ら行を発音することです。
舌先の当たる位置を意識しながら行いましょう。
2つ目は、苦手な発音が「初め・真ん中・語尾」に含まれた単語を口を大きくあけてゆっくり発音することです。
例えば、さ行なら、「最近」や「ハサミ」、「浅瀬」などがあります。
3つ目は、早口言葉を試すことです。
早口言葉はインビザラインをつけていなくても難しいものです。
そのため、舌の体操と思って焦らず行ってください。
まとめ
インビザライン矯正をつけると滑舌が悪くなるのか、滑舌の悪さへの対処法について解説しました。
インビザラインは対応できる症例が多いことが特徴です。
矯正でお困りの方はぜひ当社まで一度ご相談ください。