「インビザライン矯正にかかる期間ってどれくらいなのかな」
このような疑問をお持ちの方はいらっしゃいませんか。
歯科矯正を考えている方は、なるべく早く効果を得たいと考えるでしょう。
しかし、期間が延びることもあります。
今回はインビザライン矯正にかかる期間や治療期間が延びる原因について紹介します。
インビザライン矯正にかかる期間とは
インビザライン矯正にかかる期間は大体2から3年ほどが一般的です。
短いケースでは、1年半ほどで完了することもあります。
インビザライン矯正が終わるまで長い期間を必要とする理由は、歯は少しずつしか動かせないからです。
マウスピースは約1週間から2週間を目途に新しいものに取り替えるため、1ミリを動かすだけでも2か月かかります。
さらに、歯を動かす矯正期間と、歯並びを綺麗な状態で維持させるための保定期間があります。
一般的には前者が1から2年で、後者が1年ほどかかるといわれています。
そうはいっても、矯正期間自体は、動かす歯の数や動かす距離、部分矯正か全体矯正かなど事情によって異なります。
歯の動きについても人それぞれですので、これらの期間は参考程度にしておきましょう。
治療期間が延びる原因とは
文頭でも述べましたが、実は治療期間が延びてしまうこともあります。
以下では、治療期間が延びる原因を4つ紹介します。
1つ目は、マウスピースを付ける時間が短いことです。
インビザライン矯正では1日20時間以上装着することが推薦されています。
装着時間が短すぎると、マウスピースを新しいものに交換した際に痛みや違和感がより強くでます。
その場合、計画通りに矯正を進めることが難しくなるので注意が必要です。
2つ目は、口内トラブルが併発することです。
虫歯や歯周病、銀歯の欠損などのトラブルが併発した場合、矯正治療を止め、トラブル対処を優先するケースがあります。
その場合、トラブルが改善した時には同じマウスピースの型が合わない場合があり、もう一度作り直しになる場合があります。
3つ目は、奥歯が噛み合わないことです。
1日のほとんどをマウスピースを装着した状態で過ごしていれば、噛み合わせが深い奥歯にはより負荷がかかります。
また、取り出す回数が多かったり、奥歯の移動が大きかったりすると、マウスピースと奥歯がズレやすくなります。
4つ目は、仕上がりに満足しないことです。
矯正後も問題が残ったままだと追加でマウスピースを作成して矯正を続けることとなります。
そのため、当然ですが計画よりも治療が長引いてしまいます。
まとめ
インビザライン矯正にかかる期間や治療期間が延びる原因について解説しました。
治療期間が延びる原因は避けられないものもありますが、自身の努力で避けられるものもありますよね。
今回の記事を参考にインビザライン矯正をぜひ前向きに検討して頂ければと思います。
歯科矯正でのお悩みをお持ちの方はぜひお気軽に当社までご相談ください。