歯科コラム

2021.12.20

「インビザラインは浮きが気になるって本当かな」
このような疑問をお持ちの方はいらっしゃいませんか。
今回はインビザラインが浮く理由や浮く時の対処法を紹介します。
ぜひ参考にしてください。

インビザラインが浮く理由について

「インビザラインを使用する時に浮きが気になる」このような声があります。
インビザラインが浮く原因にはいくつか考えらえます。
以下で4つ紹介しましょう。

1つ目は、マウスピースを交換したばかりで歯にフィットしていないことです。
インビザラインは1枚の器具につき0.25ミリほど動かします。
新しいマウスピースに交換した直後は、まだ歯が動く前ですので浮きを感じるかもしれません。
数日でなじみ、気にならなくなることが多いですが、もし1ミリ以上浮いている、何日経ってもフィットしないという場合は医師に相談してみてください。

2つ目は、装着時間が足りないことです。
インビザラインの使用時間は決められていますが、しっかりその時間を守らないと少しずつマウスピースが合わなくなります。
初期段階ならズレも少しですので気づかないかもしれません。
しかし、それが重なれば大きなズレとなり、違和感を持つようになります。

3つ目は、マウスピースが歪んだ場合です。
夜の歯ぎしりや取り外しの際のヒビなどに何らかのケースでマウスピースに歪みが発生することがあります。
明らかに歪みが見られる場合は医師に相談しましょう。

浮く時の対処法について

ここまでで浮くのはなぜかについてお話してきました。
最後に浮きが発生した場合の対処法について解説します。

1つ目は、装着時間を正すことです。
1日にどれくらいの時間、器具を装着していたか思い出してみてください。
1日20時間以上の装着時間はしっかりと守られていましたか。

マウスピースの取り外しができるのは大きなメリットですが、頻繁に取り外しをすると計画通り治療が進まなくなります。
浮きを減らすためにもしっかりと装着時間は守るようにしてくださいね。

2つ目は、アライナーを戻すことです。
新しいアライナーに交換してからの浮きがひどい場合は1つ前のものに戻す方法があります。
治療通りに進んでいないにもかかわらず新たなアライナーを付けるとズレが大きくなり浮きも大きくなります。

まとめ

インビザラインが浮く理由や浮く時の対処法について解説しました。
インビザラインは対応できる症例が多い治療方法でもあります。
歯科矯正をお考えの方はぜひお気軽に当社までご相談ください。