歯科コラム

2021.12.24

「歯科矯正をサボるとどうなるのかな」
ズボラという自覚がある方はこの辺とても気になるところでしょう。
今回は、インビザラインの使用時間やサボるとどうなるかについて解説します。
ぜひ参考にしてください。

インビザラインの使用時間について

そもそもインビザラインは1日にどれくらい装着すれば良いのでしょうか。
インビザライン矯正は取り外しが可能な治療ですので24時間しっかり装着しておく必要はありません。
基本的には食事や飲食の際は外して頂き、歯磨きをした後に再度装着することとなります。

マウスピースを使うと喋りにくいという方もいらっしゃりますが、特に大切な会議がある時などは外すことも可能です。
もしかしたら友人と食事を楽しんでいたら、あっという間に2、3時間経っていたというケースもあるかもしれませんがその程度なら問題ありません。
しかし、基本的には、1日に20時間以上は使用することをオススメします。

もし装着時間が少なくて予定していた日までに歯が移動していない場合は、使用期間をさらに延長するケースもあります。
これは、歯が所定の位置に移動していないまま、次のマウスピースに進むと、歯とマウスピースが適合せず、理想の位置に動かせないためです。
このようなケースを防ぐためにお客様に長時間の使用をオススメする訳です。

サボるとどうなるか?

ここまででマウスピースの使用時間について大体ご理解頂けたかと思います。
続いてはサボるとどうなるかについて装着を中断するシチュエーションごとに説明します。

まずは妊娠と出産によって中断する場合です。
治療中に妊娠された場合でもインビザラインを続けられます。
しかし、つわりによって装着が苦痛になったり、気持ち悪くなったりされる方もいらっしゃいます。

体調が悪い場合は無理に装着し続ける必要はありません。
外している状態が長ければその分歯は元に戻ってしまいますが、やはり体調は優先した方が良いでしょう。

続いては引っ越しで中断する場合です。
治療途中で転勤や就職、留学、海外赴任などで通えなくなる方は転院する必要があります。

最後は装着時間を守れず中断する場合です。
インビザラインは取り外しができるメリットがありますが、それ故に装着時間を守れないという方が多いです。
もし装着していない期間が長いと、久しぶりに装着した際には歯にきちんとはまらないというケースも出てきます。
その場合は、新たにを作り直す必要が出てくるケースもあるため、注意が必要です。

まとめ

インビザラインの使用時間やサボるとどうなるかについて解説しました。
インビザラインのメリットを活かすためには装着時間をしっかり守り続けることが大切です。
歯科矯正を検討中の方はぜひ一度当社までご相談ください。