歯科コラム

2021.12.28

「インビザラインは痛い時期があるって本当かな」
このような噂を聞いたことがある方もいらっしゃるでしょう。
今回はインビザラインに関する痛みや痛みの期間について紹介します。
ぜひ参考にしてください。

インビザラインの痛みについて

歯科矯正は痛いというイメージを強く持っていらっしゃる方も多いです。
しかし、マウスピース矯正はワイヤーとブラケットが着いていないため、口内を傷つけにくく、歯を動かす力が一定になるよう計算されているため、痛みの少ない矯正方法です。

そもそもインビザラインとは透明なマウスピースを1日約22時間程度使用し、1から2週間ほどで交換するものです。
歯の移動は取り外しができる透明なものを使うため、ワイヤー矯正のように目立つ金属のワイヤーを装着する必要はありません。
さらに1枚のマウスピースにつき、歯を動かす量は0.25ミリと決まっているため、歯に必要以上の力がかからず、痛みも少ない治療方法です。

一方でワイヤー矯正の場合、様々な痛みができやすいという特徴があります。
ワイヤー矯正だとワイヤーが飛び出たり、ブランケットの端に引っかかったりして口が痛くなったり、歯を動かす力が大きい時に痛みが強く出たりします。

痛みの期間について

インビザラインによるマウスピース矯正の場合、治療期間は部分矯正の場合で6か月から1年ほど、全体的な矯正の場合で2から3年ほどと言われています。
しかし、歯を動かし続ける間、ずっと痛いという訳ではありません。

特に痛みを感じやすい期間というものがあり、それはアライナーを交換した直後から長くて1週間、早くて2、3日だと言われています。
痛みは個人差があるため、歯が動くにつれて痛みにくくなると考えておきましょう。
初めて装着される場合は、特に痛みを感じるという方が多いようです。

治療がスタートしてすぐは取り外しも不慣れですので、食事や歯磨きで外してから、再度装着する際に痛みを感じられるケースもあります。
お湯を飲むなどすると痛みが治まるといった声もありますが、最初のうちは不快感を持つ方も多いでしょう。

大半の場合は薬で慣れます。
しかし、どうしても耐えられない程、例えば舌が当たるだけで耐えられないくらいの痛みを持つ方もいらっしゃいます。
もし大きな痛みを感じる場合、1週間以上経っても痛みが緩和しない場合は、担当医師に相談してくださいね。

まとめ

インビザラインに関する痛みや痛みの期間について解説しました。
今回の記事で痛みの感じ方には個人差があることをご理解頂けたかと思います。
歯科矯正では不安なことが多いと思いますが、まずはお気軽に当社までご相談ください。