「インビザライン矯正って誰でもできるのかな」
歯の状態は人それぞれで、もちろんインビザライン矯正が難しい方もいらっしゃいます。
そこで今回はインビザライン矯正ができない人について紹介します。
ぜひ参考にしてください。
インビザライン矯正は全員ができる訳じゃない?
インビザライン矯正は年々進化しているものの、まだ全ての人に対応できる方法ではありません。
残念なことにインビザライン矯正ができない方がいらっしゃるのも事実です。
もちろんなるべくインビザライン矯正でできるように努力はするものの、他の方法をとるしかない場合もあることはご理解ください。
インビザライン矯正ができない人とは
ではインビザライン矯正ができない人とはどんな歯並びの方なのでしょうか。
乱れた歯並びである「不正咬合」や「歯列不正」には色々な種類があり、重症度もそれによって変わります。
以下で説明する重症例では対応不可となる可能性が高いです。
1つ目は、重度の出っ歯です。
出っ歯は上の前歯もしくは顎が前に出ているような歯並びのことで、上顎前突とも言われています。
口呼吸になりやすい、かみ合わせが悪い、見た目が美しくないなどの理由から矯正を希望をされる方が多いです。
状態が軽度であればインビザラインでもできる可能性がありますが、重度の場合は抜歯を必要とします。
さらに骨格的な問題があることが多く、外科矯正の対象となることも稀ではないでしょう。
2つ目は、重度の受け口です。
受け口とは舌の前歯もしくは顎が前へ出ているような状態で、下顎前突とも言います。
顎がしゃくれていると言われるような特徴的な見た目の場合が多いです。
その他発達障害や咀嚼障害、かみ合わせにおける問題などを併発していることがあります。
重度だと下顎が大きすぎたり、上顎が小さすぎたりするため上下のバランスが悪くなります。
抜歯や外科矯正により、上下の歯列の位置関係を大きく変えないと治療するのが難しいことが多いです。
3つ目は、重度の叢生(そうせい)です。
これは凸凹になった歯並びのことで、通常は乱ぐい歯と言われるものです。
見た目が良くない、噛みにくい、歯磨きが難しいといった理由から治療を望まれる方が多いです。
永久歯を全て綺麗に並べるための場所が足りないことから、歯列からはみ出すものが出てくるのです。
重度になるとスペース不足は深刻な問題で、インビザラインでも対応できないことが多いです。
まとめ
インビザライン矯正ができない人について解説しました。
今回の症例に当てはまっていましたでしょうか。
もしインビザラインでの対応が可能なのか詳しい情報を知りたい方はぜひお気軽に当社までご相談ください。