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院長インタビュー
いつ頃から“インビザライン”を
使われていますか?
以前からワイヤー・ブラケットを使った矯正治療は行っていたのですが、インビザライン(マウスピース型矯正装置)を導入したのは今から9年前です。
比較的早い時期からインビザラインによる矯正治療を開始していて、一定以上の実績を重ねてきています。
現在も年間50件以上、インビザライン治療を行っており、治療実績が年間50症例以上の”インビザラインプラチナドクター”に認定されています。
インビザラインを導入しようと
思われたきっかけは
ワイヤー・ブラケットに代わる新しい装置ということで、当初は私も「本当に効果があるのか?」と少し疑問視していたのですが、矯正専門医もインビザラインを導入したり、その他、色々と話を聞くうちに「これは良い装置では?」と思うようになったのがきっかけです。
実際、ワイヤー・ブラケットで上手く動かなかった症例で、インビザラインに変えて治療を行ったところきちんと歯が動いたことがあり、効果に確信を持った次第です。
以前は「インビザラインで
対応できる歯並びは限られる」と
言われていましたが?
現在、インビザラインの技術は格段に向上していて、幅広い歯並びに対応できるようになっています。
私の実感としては、「ワイヤー・ブラケットと比べても遜色がない」という印象です。
アメリカでは、矯正治療の8割でインビザラインが使用されているという話があります。
もし効果がなかったら、このような状況にはならないでしょう。
日本ではまだ2~3割程度にとどまっていますが、“装置が目立たない”“痛みが少ない”という患者さんへのメリットを考えると、今後、日本でも普及率は高まっていくはずです。
事実、年間150%でシェアが拡大しているという話です。
もちろん、外科的処置が必要になるような重度の不正咬合には対応するのは困難ですが、そうしたケースを除けば“ほぼすべての歯並びに対応可能”と言えると思います。
3D光学スキャナー
“iTero element”を導入
「やって良かった」
「もっと早くやればよかった」
患者さんの満足を
第一に考えて治療します
玉川歯科医院の矯正治療の
コンセプトは?
“患者さんの満足”を第一に考えることです。
当院では矯正治療だけでなく、虫歯・歯周病の治療・予防といった一般歯科診療も行っていますが、矯正治療を受けられた患者さんには特に喜んでいただいています。
矯正治療を受けられ患者さんに感想を書いてもらっているのですが、皆さん、「やって良かった」「もっと早くやればよかった」とおっしゃられています。
「もっと早くやればよかった」という感想の裏側には矯正治療へのハードルの高さがあると考えていて、その原因は何かと言えば、やはり“装置の見た目”と“治療中の痛み”です。
だからこそ、装置が目立たず、痛みの少ないインビザラインは患者さんにとってメリットの大きなものだと考えるわけです。
装置が透明なので目立たないのは
わかりますが、痛みが少ない理由は?
インビザラインでは、1つのマウスピースで0.25mm程度しか歯を動かしません。
そして歯は顎の骨に直接付いているわけではなく、歯根膜を介して骨に固定されています。
歯根膜には弾力があり、指で触ると歯が少し動くのはそのためです。
そして歯根膜の厚さは0.25mm程度で、インビザラインの歯の移動量はこれに合わせて調整されているため、矯正治療中の痛みが抑えられるわけなのです。
なお、過去にお一人だけ「痛い」とおっしゃる方がおられましたが、歯の移動量を0.15mm程度に調整したところ、解消されました。
万が一、強い痛みを感じる場合にはこうした対応も可能ですので、安心してご相談いただければと思います。
玉川歯科医院の
インビザラインの特徴は?
インビザラインと唯一連携する3D光学スキャナー、“iTero element(アイテロ エレメント)”を導入しています。
光学印象なので印象材が不要で、歯型取りにおける患者さんへの負担が大幅に減少されます。
また精密に印象採得を行うことができ、取得したデータはオンライン上ですぐにインビザラインを提供している米国アライン・テクノロジー社へ発信できるので、歯型取りからマウスピースの作製までが非常にスムーズです。
インビザラインは
「どこで受けても同じ」
ではありません
興味がありましたら
定期検診の際など
いつでも気軽に
お問い合わせください
インビザラインのシステムは
確立されているため、「どこで
受けても同じでは?」と思われる方もいるのでは?
インビザラインのシステムは完璧に完成されているわけではなく、自動車で言えば、全自動の車が完成していないのと同じです。縦列駐車や高速道路の走行などはできるが、全ての道路を走行できるわけではありません。それに似ています。
矯正装置であるマウスピースは、歯を移動させていくわけですが、口腔内という一つの系の中で歯を移動させている時も物理法則の作用・反作用の力が働くため、そのことを常に認識しておかねばなりません。
また、歯牙は下顎骨に植立されているので、顎関節を含んだ下顎骨の運動を常に認識しておく必要があります。
しかし、AIの進歩により、多数の歯を同時に三次元的に有機的に移動させる能力をもつため、この機能をうまく利用すれば、精密に美しく歯牙を配列させることができます。
インビザラインに興味をお持ちの方へメッセージをお願いします
歯並びでお悩みでも、なかなか矯正治療に踏み切れない。
その理由として「矯正装置の見た目に抵抗がある」「矯正治療中の痛みが不安」があると思います。
インビザラインは透明なマウスピース型矯正装置なので、装着しても目立ちません。
ご家族やご友人でもわからない、ということもあるようです。
また、従来のワイヤー・ブラケットと比べて痛みは少ないです。
このように、インビザラインでは皆さんが矯正治療を迷われる要素がクリアでき、健康的な美しい歯並びを手に入れていただくことが可能です。
なので、お一人で悩み続けずに、まずは一度当院へご相談ください。
矯正治療のご相談のためではなく、定期検診にお越しになった際、「インビザラインに興味があるのですが」「歯並びのことで悩んでいるのですが」とご相談いただいても結構です。
ご相談いただいたからといって、必ず治療を受けなければいけないというわけではありませんので、お気軽にお問い合わせください。