歯科コラム

2020.04.09

「歯科矯正っていつから始めたらいいのだろう」
「通院ペースってどれくらいなの」
このような疑問をお持ちでないですか。
せっかく歯科矯正を始めるのだから、ベストなタイミングで始めたいですよね。
また、学校や家事、お仕事で忙しい方は通院ペースも気になるところでしょう。
今回は、その疑問を解消位いたします!

歯科矯正はいつから始めたらいいの?

結論から言いますと…患者さんの年齢や噛み合わせ、歯並びの状態によって開始の時期は異なるのです!
最初に、食べるときに顎が適切に動いているか、邪魔されていないかをテェックします。
ここで問題が発覚すると、たとえ乳児であっても治療を開始することがありまするのですよ。
成長過程の若い時期で、出っ歯になりそう、歯の凹凸がひどくなりそうな場合には早期に治療をするようお勧めします。
また、顎の骨の大きさが原因の受け口等の症状が見受けられた場合には、個々人の骨の成長スピードを見極め、適切なタイミングで治療をします。
この場合は、治療を何回にも分けることもあるでしょう。
したがって、個々人で歯科矯正を始めるべきタイミングが異なるので、歯科矯正をお考えの際には早めにカウンセリングを受けましょう。

歯科矯正治療中の通院のペースってどれくらい?

通院ペースは人によって異なります。
通院のペースを決める構成要素は5つあります。

1つめは、治療内容です。
平均的には1ヶ月に1回程度ですが、複数の治療を掛け持ちしている場合や装置にまだ慣れていない場合には、通院の頻度は高くなるでしょう。

2つめは、治療の段階です。
子供の矯正では、成長に合わせて一旦治療を休止する場合があります。
その際には数ヶ月に1回の通院となるでしょう。

3つめは、モチベーションです。
モチベーションと歯科矯正には一見関係がなさそうですよね。
実は、お子様に多いのが、取り外しのきく矯正装置をさぼってしまうことなのです。
当院では、患者さんのモチベーションを維持するような声がけや治療を心がけておりますので、モチベーションによって通院頻度を変えています。
安心してくださいね。

4つめは、虫歯や歯周病などの他の症状の有無です。
歯科矯正を始める前に、虫歯や歯周病などの症状が見つかった場合にはその治療を終わらせることを優先します。
そのため、通院のペースが一時的に高くなるでしょう。

5つめは、患者様の予定です。
実は、5つの構成要素の中で一番重要視します。
留学や、県外にお住まいの方、頻繁に出張がある場合は、都合がつきにくいことがありますよね。
基本的には、治療内容に応じた治療のペースですが、都合がつきにくい際にはスケジュールを調整できます。

まとめ

歯科矯正を始めるタイミング、通院の頻度は個々人によって異なります。
当院では、患者様に寄り添った治療を心がけております。
心配事やお悩みはお気軽に相談してくださいね。
綺麗で美しい歯を手に入れませんか。
神戸で歯科矯正をお考えの方は、一度当院へいらしてください。