インビザラインに興味がある方はいらっしゃいませんか。
歯列矯正をするにあたって、矯正装置を取り付けることをご存知の方は多いですよね。
しかし、矯正装置を外した後、リテーナーと呼ばれる装置をつける必要があることはご存知でしたか。
今回は、インビザラインをしたい方に向けてリテーナーについて解説します。
リテーナーとは?
リテーナーとは、矯正後の歯並びの状態を保定する役割の装置です。
一般的に、矯正装置を取り外した直後は、歯が元の位置に戻ろうとする「後戻り」が発生します。
これを放置しておくと、せっかく綺麗にした歯並びが元に戻ってしまいます。
リテーナーには、後戻りを防ぐ効果があり、歯列矯正には欠かせない装置と言えます。
それでは、リテーナーはどれくらいの時間や期間つけておく必要があるのでしょうか。
後戻りは、矯正装置を外した直後から約半年間に最も起こりやすいです。
そのため、この期間はリテーナーを1日約20時間つけておく必要があります。
なお、リテーナーの種類によっては食事や歯磨きの際に取り外せます。
また、リテーナーは基本的に2年ほど装着します。
つけて間もない頃は、1ヶ月に1回程度通院する必要がありますが、徐々に通院の間隔を空けていきます。
そして、2年が経過した時点で歯が安定したことが確認されれば、矯正完了となります。
リテーナーの種類を紹介
リテーナーには、大きく2種類あります。
以下に、それぞれの特徴を紹介しましょう。
可撤式(かてつしき)
可撤式は、取り外しができることが特徴です。
代表例として、ベッグタイプやホーレータイプが挙げられます。
これらは、口を開けるとワイヤーが見えてしまいます。
一方で、透明のマウスピースタイプは、矯正の様子が目立ちません。
着脱に苦労しますが、食事や歯磨きの際に外せるため口内環境を清潔に保ちやすいです。
固定式
固定式は、その名の通り装置を歯に固定することで保定します。
針金を歯の裏側に取り付けるフィックスタイプが代表例です。
歯の裏側にあるため、正面から矯正している様子が見えません。
一方、針金の周囲には汚れが溜まりやすく、丁寧な歯磨きが求められます。
また、歯科医院での定期的なクリーニングも必要です。
まとめ
以上、リテーナーの概要とその種類について紹介しました。
リテーナーは、歯列矯正の仕上げとして非常に重要な役割を担っています。
今回の記事を参考に、リテーナーに関する理解を深めましょう。
当院では、歯列矯正をしたいお客様のご相談を受け付けております。
歯並びが気になる方は、お気軽にご相談ください。