歯科コラム

2021.05.10

歯を矯正していると、次に気になるのはホワイトニングです
矯正すると歯並びが美しくなるので、歯の色もきれいにしたいのはよくわかります。
しかし、矯正を初めてから、ホワイトニングが不可能だったら嫌ですよね。
今回はマウスピースの歯科矯正でホワイトニングは可能なのかを解説します。

歯をホワイトニングするメリットとデメリットを解説!

その前に、ホワイトニングをするメリットとデメリットを確認しておきましょう。

メリット

メリットはたくさんあるのですが、代表的な4つを解説します。

1つ目は、歯を傷めないことです。
ホワイトニングでは歯を削らないので、回数を重ねても歯が小さくなりません。

2つ目は、白さを調節できることです。
数回のホワイトニングでだんだん変化させるタイプの場合は、好きな白さで終了できます。
そのため、「白くなりすぎた」という事態を防げます。

3つ目は、口元のイメージが変化することです。
歯が白くなると、口元から清潔感を出せます。
歯の色に自信がなく、歯を出して笑えない方にとっては嬉しいメリットですよね。

4つ目は虫歯の予防になることです。
研究で、ホワイトニングをした歯はしていない歯と比べて、酸への耐性が上がることが判明しました。
虫歯は酸が原因で発生するので、この研究結果はホワイトニングが虫歯予防になることを示しています。

メリットは皆さんがご想像の通りかもしれません。

デメリット

デメリットもいくつかあるので代表的な物を4つ紹介します。

1つ目は、定期的にホワイトニングしなおす必要があることです。
ホワイトニングの効果は永久では無いので、2年くらいでだんだんと色がくすんできます。

2つ目は、差し歯や入れ歯がある場合は白くできないことです。
天然の歯のみを白くできます。

3つ目は、歯に染みる可能性があることです。
これは、ホームホワイトニングをした時に経験することが多いです。
しかし、大体1日以内には収まります。

4つ目は個人差があることです。
歯の状態によっては、ホワイトニングが進まない可能性があります。

歯の矯正中に、ホワイトニングすることは可能なのか?

歯科矯正にも様々な種類がありますが、基本的にインビザラインならホワイトニングも可能です。
しかし、治療によっては歯の表面にアタッチメントと呼ばれるものを付ける必要があります。
そのため、まずは担当の方に相談してみることをおすすめします。

まとめ

今回はホワイトニングのメリットとデメリットを解説しました。
矯正をしながらホワイトニングをしたい方はインビザラインを選ぶと良いですね。
当院は神戸市の元町駅から徒歩3分の場所にあります。
利便性も高く、会社や学校の帰りにも通院できますよ。