歯科コラム

2021.06.05

歯科矯正をお考えの方の中で、インビザラインを検討している方はいらっしゃいませんか。
この方法には、非常に魅力的な長所もありますが短所にも目を向ける必要があります。
そこで今回は、インビザラインの短所について紹介します。
歯科矯正を考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。

インビザラインの短所について

近年、インビザライン矯正は若い方から大人までの幅広い層で人気を集めています。
そのため、現在歯科矯正をお考えの方の中にはこの方法を希望している方が多いでしょう。

しかし、この方法の短所を知っている人はあまり多くないように感じます。
ここからは、インビザラインの短所について紹介します。
長所だけではなく短所も十分に理解して、矯正方法を選択しましょう。

1つ目は、歯の状態によってはこの方法での矯正ができない場合があることです。
人気を集めていくにつれ対応できる幅も広がってはいますが、ワイヤーを用いた方法に比べるとその幅は少し狭いのが現状です。
そのため、歯の状態が悪い方であればこの方法だけでの矯正ができない場合もあるので注意しましょう。
できないと判断されてもワイヤーを併用しての矯正は可能なので、一度担当の先生に問い合わせてみるのが良いです。

2つ目は、紛失のリスクがあることです。
ワイヤーを用いた矯正であれば、自分で取り外せないのでこのようなリスクはありません。
しかし、マウスピースは取り外しが可能です。
外で食事をとる際に外して、うっかりそのままお店に忘れてきてしまうというケースは多いです。

この方法で歯科矯正を効率よく進めるためには、1日の20時間以上の装着が必要とされているので、紛失してしまうと歯がきちんと動かなくなる恐れもあります。
最悪の場合、再度マウスピースを作る必要性が生じる場合もあるので注意しましょう。

インビザラインの長所について

次に、インビザラインの長所について紹介します。

1つ目は、目立ちにくいことです。
ワイヤーを用いた矯正であれば、笑った際に装着している器具が見えてしまいます。
これを懸念して、この方法での矯正をお考えの方もいるでしょう。
透明なマウスピースを使って矯正を進めるこの方法であれば、目立ちにくいので周囲の目線を気にせず生活できます。

2つ目は、比較的痛みが少ないことです。
定期的なスパンで装着するマウスピースを変えながら少しずつ歯を動かしていくので、比較的痛みが少ないのも魅力の1つです。
実際に、装着した際も違和感を感じにくい傾向があります。

まとめ

今回は、インビザラインの短所について紹介しました。
この記事で紹介したインビザラインだけではなく、ワイヤーを用いた矯正のメリットとデメリットをよく理解した上で歯科矯正を始めましょう。
歯科矯正をお考えの方は、この記事で紹介した内容を参考にして自分に合った矯正方法を模索してください。