歯科コラム

2021.06.24

マウスピースで歯科矯正をしようとお考えの方は多いでしょう。
マウスピースを用いた矯正をする際には、つけ忘れに注意する必要があります。
この記事では、マウスピースのつけ忘れで生じるリスクについて紹介します。

マウスピースのつけ忘れで生じるリスクについて

まずは、マウスピースのつけ忘れで生じるリスクについて紹介します。

それは、歯の後戻りです。
マウスピースを用いた矯正をする際は、定められた時間を守らなければ予定通りに歯が動きません。
そのため、ほとんど1日中マウスピースを装着しておく必要があります。

マウスピースをつけ忘れている時間が長ければ、治療は進みません。
また治療が進まないどころか、少しづつ動いてきた歯が元に戻ってしまうリスクもあります。
マウスピースを用いた矯正を検討している方は、この問題には十分に注意しましょう。

しかし、時にはうっかりつけ忘れてしまう場合もありますよね。
1日くらいの短い時間であれば、歯が後戻りしてしまうケースはほとんどありません。
ただし、その期間が長くなればなるほど、このリスクも比例して大きくなるので注意しましょう。
人によって歯が動くスピードは異なりますが、まずは定められた装着時間をきちんと守るように意識してください。

つけ忘れを防ぐための方法について

次に、つけ忘れを防ぐための方法について紹介します。

1つ目は。リマインダー機能を有効活用することです。
スマートフォンやパソコンには、リマインダー機能という優れた機能を兼ね備えている機種がたくさんあります。
その機能を上手く使ってマウスピースを外す時間を指定しておけば、毎日決まった時間にリマインドしてくれるので、この問題のリスクを回避できるでしょう。

2つ目は、予備を常備しておくことです。
友人や家族と旅行に行く際や仕事で長期間出張に行く際は、予備のマウスピースを持参しましょう。
それにより、たとえ旅行先や出張先でマウスピースを紛失してしまっても、緊急の対応ができます。
予備を用意していなければ、装着していない時間が長くなるので後戻りのリスクが高くなります。

まとめ

この記事では、マウスピースのつけ忘れで生じるリスクについて紹介しました。
つけ忘れは、治療の進行を妨害する大きな問題になる可能性があるので注意しましょう。
また、旅行や仕事で長期間出張に行く場合は、予備のマウスピースを持参すると良いです。
マウスピースでお悩みの方は、当社が最適なご提案をしますのでお気軽にご相談ください。