歯科コラム

2021.07.10

マウスピースを用いた歯科矯正をお考えの方の中で、装着時間について詳しく知りたい方は多いでしょう。
マウスピースを用いた歯科矯正は目立ちにくいというメリットがあるので、近年人気を集めています。
そこで今回は、マウスピースをする際の装着時間について紹介します。

1日の装着時間について

まずは、1日の装着時間について紹介します。

マウスピースを用いた矯正をする際に求められる1日の装着時間は、20時間以上が目安とされています。
そのため、食事をする時と歯磨きをする時以外はマウスピースを装着しておくのが理想的です。

20時間と聞くと少し不安に思う方もいらっしゃるでしょう。
しかし、きちんと歯を動かすためには決められた時間を厳守する必要があります。
この時間を守らず当社計画していた通りに歯が動かなければ、治療にかかる期間が延びる可能性もあるので注意しましょう。
このようにマウスピースを用いた矯正をする際は、自己管理が非常に大切です。

治療が完了するまでにかかる期間について

次は、治療が完了するまでにかかる期間について紹介します。
この期間の目安としては、5カ月から2年程度の期間を要するとされています。
治療が完了するまでにかかる期間が大きく異なる理由は、治療をする歯の範囲などが大きく影響するからです。
部分的に歯を強制する場合は長い期間を要しませんが、歯全体の矯正をする場合はその分治療期間も長くなります。

また、先ほど紹介したように装着時間などの細かいルールを守れていなければ、治療期間は伸びてしまいます。
このようなリスクを回避するためには、歯科医師の方の説明をよく聞き、その説明にきちんと従うようにしましょう。

歯科矯正とは、マウスピースやワイヤーなどの装置を用いて歯に対して少しずつ力を加えていき、歯を動かすことです。
そのため、短期間で歯を一気に動かせるわけではありません。
どのような装置を用いて歯科矯正をしても、時間を十分にかけて歯を動かす必要があります。

そのためマウスピースを用いた矯正とワイヤーを用いた矯正では、治療が完了するまでにかかる期間に大きな差はありません。
このように歯科矯正をする際には地道な努力が必要となるので、覚えておきましょう。

まとめ

今回は、マウスピースをする際の装着時間について紹介しました。
この矯正では装着時間を守らなければ、効果が薄れてしまう可能性があるので注意しましょう。
マウスピースをお考えの方で疑問点やご質問がありましたら、お気軽にご連絡ください。