インビザライン矯正中には、マウスピースが浮いてしまうことがあります。
なぜ、このようなことが起こるのでしょうか。
今回は、インビザライン矯正中にマウスピースが浮く原因と対処法を紹介します。
インビザライン矯正中にマウスピースが浮く原因とは?
マウスピースが浮く場合があると聞くと「なぜそうなってしまうのだろう」と思いますよね。
ここからは、その原因について紹介します。
1つ目は、しっかりとはめ込められる形に作られていないことです。
インビザライン矯正では、マウスピースを用いて歯並びを少しずつ移動させていきます。
歯を動かすことを前提としてマウスピースが作られているので、矯正を始める前の歯列にぴったり合わない部分があります。
そのため、正しい方法で装着していなければ、マウスピースが浮いてしまうのです。
2つ目は、治療経過に乱れがあることです。
予定していた通りに歯が動かない場合、次のマウスピースに交換しても歯列にきちんと合わない場合もあります。
そうなってしまうと、マウスピースが浮いてしまう場合があります。
3つ目は、マウスピースの番号が間違っていることです。
マウスピースは、順番ごとに番号が割り振られており、その番号に沿って使用する必要があります。
使用する順番を間違えてしまうと、歯に装着するのが難しくなります。
きちんと番号を確認してから装着するようにしましょう。
4つ目は、マウスピースの形状に問題があることです。
最初から形に不具合があったり変形させてしまったりすると、歯列に合わなくなってしまうので、マウスピースが浮いてしまう可能性があります。
また、今まで使えていたのに突然装着できなくなった場合は、マウスピースが変形している可能性が高いです。
形に異常がないか確認しながら装着するようにしましょう。
5つ目は、チューイーの使用が十分でないことです。
マウスピースを十分にはめ込むためには、シリコン素材のチューイーを正しい方法で使用する必要があります。
これが不十分だと、マウスピースを奥まではめ込めず浮いてしまう場合があるので注意しましょう。
マウスピースが浮かないようにするためには?
マウスピースが浮かないようにするためには、以下のポイントを押さえておきましょう。
・マウスピースの装着時間を見直す
・チューイーを噛む
・マウスピースを戻す
・アタッチメントを付ける
特に、1つ目のポイントは注意が必要です。
基本的にインビザライン矯正をする際は、マウスピースを20時間以上つけておく必要があります。
装着時間を守らなければ、歯がきちんと動かなくなるケースもあるので注意しましょう。
まとめ
今回は、インビザライン矯正中にマウスピースが浮く原因と、浮かないようにするためのポイントを紹介しました。
インビザライン矯正をお考えの方は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。
当社は、インビザライン矯正に取り組んでいるので、ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。