歯科コラム

2021.08.28

「マウスピースの着色を防止するための方法を知りたい」
歯科矯正をお考えの方の中には、このようにお考えの方もいらっしゃると思います。
着色を防ぐためには、原因を知る必要があります。
今回は歯科矯正をお考えの方に向けて、マウスピースが着色する原因と、着色を防ぐ方法について解説します。

マウスピースが着色する原因とは

マウスピースが着色する原因は、主に3つあります。

1つ目は、色のついた飲み物です。
歯科矯正で使用するマウスピースは、とても薄く透明な素材で作られています。
そのため、色のある飲み物は着色の原因になります。
例えば、お茶やコーヒー、ワインなどに含まれる色素はマウスピースの着色につながります。
マウスピースの着色を防ぐためにも、マウスピース矯正中はこのような飲み物を避けることをおすすめします。

2つ目は、食事です。
口内に食べ残しがあるままマウスピースをつけると、マウスピースは汚れてしまいます。
この汚れもまた、着色につながる原因の1つです。
そのため、食べ残しや食べかすなどがないようにするためにも、しっかりと歯を磨いてから再度装着するようにしましょう。

3つ目は、タバコです。
タバコには、ニコチンやタールなどの化学物質が含まれています。
これらの化学物質は、継続的な喫煙が白い歯を黄ばませるように、マウスピースにも同じく着色の原因につながります。
さらに、タバコはマウスピースの際材にも悪影響を与える可能性もあります。
そのため、マウスピースをつけた状態での喫煙は避けるのが良いでしょう。

マウスピースの着色を防ぐ方法とは

マウスピースの着色を防ぐ方法は、主に2つあります。

1つ目は、食事の際にはマウスピースを外すことです。
歯科矯正で用いられるマウスピースは、効率よく歯を動かすために使われ、最低でも20時間以上は装着する必要があります。
そのため、ちょっとした間食やコーヒーなどを飲む際には、取り外さずにそのまま飲んだり食べたりする方は多いです。

しかし、これらは着色の原因となってしまうため、食事をする際にはマウスピースは取り外すようにしましょう。

2つ目は、無色透明のものを飲むようにすることです。
ご説明したように、色のついた飲み物はマウスピースの着色の原因になります。
そのため、水や炭酸水、白湯といった透明な飲み物を飲むようにすることが大切です。

まとめ

今回は、歯科矯正をお考えの方に向けて、マウスピースが着色する原因と、着色を防ぐ方法について解説しました。
今回の記事を参考にして、マウスピースの着色を防ぎましょう。
当社は、インビザライン矯正に取り組んでいるので、ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。