歯科コラム

2021.09.05

「八重歯を治したいので、インビザラインを検討している。」
「インビザラインで八重歯を治療する際のポイントについて知りたい。」
歯科矯正を検討している方の中には、このようにお考えの方がいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、インビザラインで八重歯を治療する際のポイントについて解説します。

八重歯とは?

まずは、八重歯の定義や原因について紹介します。

八重歯とは、犬歯が前に飛び出ていることや、他の歯と重なりあって凸凹とした形になっている歯並びのことで、不正咬合(ふせいこうごう)の1つです。
犬歯は、尖っていて長いという特徴があります。
そのため、歯列の外側に突き出ていると他の歯よりも目立ち顔の印象も変わるのです。

また、八重歯になる原因の1つとして、顎が小さいために歯が並ぶ空間がないことが挙げられます。
食生活の変化により現代の人たちは硬い食べ物を頻繁に食べなくなりました。
そのため、顎が発達しなくなり、歯がうまく並ばなくなってしまう方が増えました。
さらに、犬歯は他の歯よりも生えてくるのが遅いので、歯列からはみ出てしまいやすくなります。

八重歯があることによって生じる悪影響

八重歯があると、どのような悪影響が生じるのでしょうか。
八重歯がある際の悪影響としては、以下のような点が挙げられます。

・食べ物が歯の間に詰まりやすい
・虫歯になりやすい
・歯周病になりやすい
・口腔を傷つけやすい
・口臭の原因になる

特に、八重歯が他の歯と重なっている場合、歯磨きがとてもしづらくなります。
そのため、汚れが溜まりやすい環境になってしまいます。
これは虫歯や歯周病の原因になるのはもちろん、口臭の原因にもなる場合があるので、早めに治療をすることをおすすめします。

インビザラインで八重歯を治療する際のポイントとは?

次は、インビザラインで八重歯を治療する際のポイントについて紹介します。

期間

インビザライン矯正で八重歯を治療する際には、歯の状態によって変わりますが、最大で約2年かかります。
また、マウスピースの装着時間や交換時期も守らないとさらに期間が伸びてしまう場合もあるので注意しましょう。
マウスピースの装着時間は1日20時間以上は必要です。
そのため、食事や歯磨きをする時以外は装着しておく必要があることを覚えておきましょう。

ワイヤー矯正との併用

歯の状態によっては、インビザライン矯正だけでは治療が難しい場合があります。
その場合、ワイヤー矯正と併用して行うことがあります。
このようなイレギュラーが起こるケースもあるので、注意しましょう。

まとめ

今回は、八重歯の定義と原因、インビザラインで八重歯を治療する際のポイントについて解説しました。
歯科矯正をお考えで八重歯にお悩みの方は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。
当社はインビザライン矯正を行っておりますので、歯科矯正をお考えの方はぜひ検討してみてください。