歯科コラム

2022.02.24

「インビザラインをつけていると喋りづらくなるのかな」
このようにお考えの方は多いと思います。
そこで今回は、インビザライン着用時の滑舌や滑舌対策について紹介します。
ぜひ参考にしてください。

インビザライン着用時の滑舌について

人によって差はありますが、インビザラインをつけて喋りにくくなったと思われる方はいます。
しかしそれは一時的なもので、早い人は数日、遅い人でも数週間で慣れます。
このような違和感はインビザラインだけではなく、他の矯正をした際にも起こりうることです。
滑舌は自分が悪くなったと感じても、聞いている方からすると違いはそこまで分からないかもしれません。

もし気になるようでしたら、家族や仲の良い友人に聞いてみると良いでしょう。
また、スマートフォンで自分の声を録音し、確認してみる方法もあります。
接客業をしている方や人前で話す機会が多い方は1秒でも早く自然に喋れるようになりたいと思います。
そのような方はトレーニングしてみると良いでしょう。

滑舌を良くするには?

インビザラインを着用して感じる喋りづらさは、大半の場合1週間ほどで慣れます。
慣れるまでは耐えて、重要な人と話したり、表現したりするような大切な予定がある際は、マウスピースを外して対処しましょう。
ただし、外している期間が長いと治療が進まないため、終了後は直ぐに装着してくださいね。

滑舌の悪さによって日常の仕事や生活にまで支障が出てしまうと、魅力の1つである目立ちにくいという点が発揮できません。
そのため、以下のトレーニングを実施しましょう。

1つ目は、発音の練習をすることです。
インビザラインをつけた状態で発音の練習をしましょう。
加えて普段からたくさん喋るようにしてみてください。

まずは歯を閉じた状態でサ行やタ行、ナ行、ラ行を発音してみてください。
ポイントは舌先の当たる位置をチェックすることです。

2つ目は、口を開けて苦手な発音が「初め・真ん中・語尾」に含まれる単語を喋ってみることです。
例えばサ行が苦手なら「ハサミやあさせ、さいきん」などがあります。

3つ目は、早口言葉を試してみることです。
早口言葉は矯正器具を装着していない状態でもできないという方もいらっしゃるでしょう。
しかし、滑舌をよくするには非常に有効的な方法です。
はじめはできなくても大丈夫ですので、徐々にスピードをつけていきましょう。

まとめ

今回は、インビザライン着用時の滑舌や対策について解説しました。
インビザライン矯正が仕事や生活の支障にならないか心配される方は多いと思います。
上記の記事を参考にトレーニングを行い、滑舌への不安を解消しましょう。